一週間休みがとれたから小笠原に行く ~その2~
前日の記録はこちら。
2日目。天気はくもり。ついに父島に到着しました。
船から日の出を拝む
ぐーすか寝ていると、「まもなく日の出のお時間です」と船内放送があり、目覚ましをかけて二度寝。アラームに起こされ、いそいそとデッキへ。
雲多すぎでしょ。
6:30。太陽の光が雲の切れ間から降り注いでいて、天使が降臨しそうな景色。『天使の梯子(薄明光線)』と言うらしい。日の出は見れなくても、これはこれで幸先がよい感じがする。
そういえば今どのあたりにいるんだろう。だいぶ暖かくなってきた。
朝食:船のモーニング
7:00。船内レストランの朝は和食と洋食があります。行きは洋食を食べる。そしてこれは少ないほうの洋食セット。多い方のセットだとソーセージ、ポテト、コーンスープも付きます。これでも十分な量。これ以上食べたら吐いちゃう。
島が見えてきた
シャワーを浴びました。備え付けのリンスインシャンプーとボディソープがあったので、シャンプーなど一応持ってきたけれどいらなかった。洗顔だけは必要でした。ドライヤーもある。リンスインシャンプーだと髪の毛がパサパサになるけど、ドライヤー前にオイルをつければ気にならなくなる。
9:30。あれやこれやとしてからデッキに出ました。解説スタッフさんが、徐々に見え始めた島や鳥の説明をしてくれてます。クジラはいないみたい。
カツオドリ。何度も船の横を通りすぎる。明らかに人間を意識している飛びっぷり。
ほらね、すっごいこっち見てる。
父島到着
11:00。船なのにこんなに時間通り着くものなのですね。24時間ぴったりの船旅でした。
港はお迎えの人やらでごった返しています。私達もお迎えの車で宿に向かいます。
父島滞在中にお世話になるのは『ログハウス・メール』。繁華街からは徒歩15分ほどなので、おそらく遠い部類。そのかわりとても静かで明かりが少ない分、星がよく見えるのではないかと!晴れればの話ですが。
宿からすぐのところに『ローカルベーカリー』というパン屋さんがあります。月火が定休日とのことで、今回の旅行中は今日と最終日しか空いていない。というわけで少し覗いてみることに。
閉店間際ということでパンはほぼ売り切れでしたが、シュトーレンが残っていたので購入。今年はシュトーレンを買ってなかったのでちょうどよかった。朝食のときに切ってもらおう。
昼食:ハートロックカフェ/バー クレヨン
繁華街まで送ってもらいました。父島はすべてがコンパクトにまとまっている。大通りとそこから1本入ったところにしか飯屋はありません。
ハートロックカフェ
南国ってサメ食べがち~。石垣島でも昔たべた記憶がある。さくっと白身のフライ、とても美味しかった。タルタルとよく合う。
アイスも食べちゃう。意外と甘くなくてさっぱりしてる。
バー クレヨン
大通りに面しているこちらのお店。外にあったのぼりに「グァバ麺」と書かれていて気になったので、ハンバーガーを食べたにもかかわらず入店。
すだち蕎麦とか、柑橘系の輪切りが乗った麺はどうやっても美味しいに決まってる。
ところでグァバの風味がないな?と思って店員さんに聞いてみると、グァバの葉を麺に練り込んでいるとのこと。そりゃわからないわけだ。美味しいけれどグァバの味はわからん。
こちらは温かい麺。つけそばって大抵汁が濃い味だと思うのですが、こちらの汁は飲めるほどの塩っけ。濃い味ラバーの夫には薄いかな?と思いましたが、「これ超おいしい」を繰り返していたので、よっぽど美味しかったのでしょう。
バイクを借りて島内をツーリング
バイクは二人乗りできる125ccを『小笠原観光』でレンタルします。
たまにはジャングルのような森の中を歩いたり。ヤドカリでかい。
景色のよい場所からおがさわら丸を眺めたり。
そういえば12月の島の気温は驚くほど暖かいです。半袖にパーカーを羽織るくらいで十分。お日様が出ていればパーカーはいらないくらいです。
夕食:丸丈
夜は島食材がたくさん食べられそうなお店を選びました。渋めの佇まいも好み。
地元のお客さんが結構くるみたい。大将含め、フレンドリーな方ばかり。地元の方で半纏を着ていたのには笑いました。こんなに暖かいのになんで半纏……と思わず話しかけたところ、島の人はこれでも激寒と感じる人がいるようです。
ゴーヤの肉詰め、卵焼き、にぎり、あかば味噌汁、あさりバター、四角豆の天ぷら、島寿司、グァバハイ。
思った通りここのメニューはハズレがない。島寿司は店によって使う魚も味付けも違うらしいので、できるだけ食べていくつもりです。
帰りは夜風に当たりながら、海方面を散歩しつつ宿に戻ります。生ぬるいけれど湿気がなく、気持ちのよい風が吹いている。
宿に着いてすぐにシャワーを浴びて就寝。
おやすみなさい。
つづく……