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言語化することが大切らしいです

『はじまりのうた BEGIN AGAIN』 ― 映画の感想やインテリアなど

はじまりのうた BEGIN AGAIN

舞台はNY。恋人に振られた傷心シンガーと会社を首になったプロデューサーが出会いアルバムを制作する話。

双方とにかく金がないので、レコーディング場所はNYの街角。音楽機材を道端に設置し、街の騒音混じる中で収録をしていく。ときには現場近くで遊んでいる子供を買収しコーラスとして参加させたり、音がうるせぇと近隣住民から怒鳴られたり、警察に追いかけられたり。モラル的に気になる点に目をつぶれば、アメリカらしい勢いのある大人の青春ストーリーだった。

青春ストーリーというのは、純粋なほど素敵に見えるものなので、それゆえに「みんなが求める曲 VS 自分が求める曲」の構図に対し(元彼 VS ヒロインのことなのだけど)、本作品において前者がどうしても悪いイメージとして表現されるのがちょっと気になった。というか、後者があまりにも純粋に音楽と向き合いすぎてて、金に絡む話をする人たちはみんな汚く見えたし、私もそのピュアさが眩しすぎて、後ろめたい気持ちで観ていた。

さてインテリアはというと。

はじまりのうた BEGIN AGAIN
ティーブが紅茶を入れるシーン

薄暗い照明とキッチン横にある小さなテーブルに椅子が3脚が目を引きますね。ダイナーテーブルでしょうか。木目のように見えます。椅子のデザインが統一されていないのがまたいいですね。そして海外のインテリアにしては珍しく壁が質素なのだけれど、照明の加減ですでにポスターのようなお洒落感を醸し出しているのでそれでももう十分といったところ。

金がなくインテリアにこだわりがなさそうな男の家がこれですからね、恐ろしいところですよNYは。このシーンは傷心のヒロインになにか飲む?と聞いている場面なのですが、コーヒーはともかく紅茶が選択肢としてあったり、この男できる。

レビューを見ると高評価が多いので世の中捨てたもんじゃない、きれいな心の持ち主で世の中は溢れているようです。

はじまりのうた BEGIN AGAIN
ミリアムの家のトイレ

一方こちらはプロデューサーの嫁の家。女性が住んでいるだけあって柔らかい雰囲気が感じられます。歯ブラシと歯磨き粉のセットが壁にかかっています。なんだこれは。なんだかわからないけどかわいい。窓際にある小さなブラシは何用だろう?海外で本をインテリアとして飾るのは鉄板です。生活感とお洒落が両立しています。素晴らしい。

そんな感じです。